日本製鉄(5401)を考える

資産形成

日本製鉄(5401)を考える

基本情報

名称: 日本製鉄株式会社

設立: 1970年10月1日(合併により設立)

本社所在地: 東京都千代田区丸の内1-2-1 代表者: 会長 兼 CEO 中西 宏明

従業員数: 約96,000人(2021年3月末現在)

主要事業: 鉄鋼および関連製品の製造、販売、輸出入等

主要製品: 鉄鋼板、鉄鋼板材、鉄鋼棒材、鉄鋼線材、鉄鋼溶接材、鉄鋼鋼管等

生産拠点: 日本国内外に複数の製鉄所、製品製造所を有する

売上高: 2021年度連結売上高 8兆7,407億円 ウェブサイト: https://www.nipponsteel.com/

世界第5位の鉄鋼企業です。

最終利益の推移

大企業でありながらも景気の影響をもろに受ける推移ですね。

株価の推移(5年)

コロナ禍前を大きく超えてますね。

今後について

  1. 世界経済の動向:日本製鉄は世界的な鉄鋼市場にも関与しており、世界経済の動向や国際的な貿易環境の変化が収益に影響を及ぼす可能性があります。特に、中国をはじめとする新興国の鉄鋼需給や輸出入政策の変化、米国や欧州連合をはじめとする先進国との貿易摩擦などが、日本製鉄のビジネスに影響を及ぼす可能性があります。
  2. 需要の変化:建築、自動車、機械、エネルギーなどの産業における需要の変化が、日本製鉄の業績に影響を与える可能性があります。例えば、新型コロナウイルス感染症の影響による需要の減退や、環境対策の進展に伴う鉄鋼需要の変化などが挙げられます。
  3. 原材料価格の変動:鉄鋼生産には鉄鉱石や石炭などの原材料が必要であり、これらの原材料価格の変動が日本製鉄の原材料調達コストや収益に影響を及ぼす可能性があります。
  4. 環境対策の進展:環境対策の観点から、鉄鋼業界には排出削減や再生可能エネルギーの活用。日本製鉄も、環境に配慮した持続可能な経営を目指して、省エネルギー技術の導入や再生可能エネルギーの活用、廃棄物のリサイクルなど、環境対策に力を入れています。これにより、環境規制の強化や社会的な要請の変化に対応し、事業の持続可能性を確保することが求められています。
  5. 技術革新の進展:鉄鋼業界においても、新たな製造技術や製品開発が進んでいます。日本製鉄も、高強度鋼や高機能材料の開発、デジタル技術の活用など、技術革新を進めることで、競争力を維持し、新たな需要の創出を目指しています。
  6. 人口減少や人材確保の課題:日本の人口減少や人材確保の課題も、日本製鉄に影響を及ぼす可能性があります。労働力の減少や人材の確保・育成の難しさなどが、日本製鉄の生産性や労働力コストに影響を及ぼす可能性があります。

要因は多いですが、今後はアジア展開次第でしょうか?

良い点

  • グローバルな鉄鋼メーカーであり、国内外の市場で幅広い製品を供給している。
  • 高い技術力を持ち、高付加価値製品の開発や生産に競争力を持つ。
  • 国内外の市場での強いポジションを持ち、需要のある産業に対して鋼材を供給している。
  • 近年の収益力の改善が見られ、株主への利益還元も期待される。
  • ESG(環境・社会・ガバナンス)に対する取り組みを強化しており、持続可能な経営を目指している。

株の取得について

株の購入は見送ります

長期投資を中心に行うには、安定性に欠けます

それでも高配当銘柄であり、将来的にもまだまだ伸びしろがあるように感じます

ウォッチリストに入れて、企業と株価の動向を見守っていこうと思います

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