旭化成（3407）
基本情報
旭化成株式会社（Asahi Kasei Corporation）は、日本の化学メーカーで、東京証券取引所および大阪証券取引所に上場しています。1949年に創業され、現在は東京都千代田区に本社を置いています。
同社は、化学品、繊維、電子材料、医薬品、建材、住宅設備、エネルギーなどの分野で事業を展開しており、多岐にわたる製品・技術を持っています。代表的な製品としては、合成樹脂、合成ゴム、繊維製品、電子材料、医薬品、セラミックス、建材、バイオマスエタノールなどが挙げられます。
「環境・エネルギー」「電子」「健康・医療」の3つの領域において、世界的なリーディングカンパニーを目指しています。また、企業理念として「顧客満足の追求」と「社会への貢献」を掲げています。
日経平均株価およびTOPIXlarge70の構成銘柄の一つです。
株価情報
- 証券コード：3407
- 市場：東京証券取引所、大阪証券取引所
- 時価総額：約4.4兆円
- 発行済み株式数：1,281,043,347株
- 株価：948.6円
- 配当金：前期実績は1株当たり3６円
- PER（株価収益率）：約12.1倍
- PBR（株価純資産倍率）：約1.3倍
予想配当3.8％は高配当の部類ですね。
株価の推移(10年）
2021年から右肩下がりですね。
今後について
- 環境・エネルギー分野の強化：バイオマスエタノールや次世代型リチウムイオン電池の開発など、環境・エネルギー分野に積極的に取り組んでいます。今後も、再生可能エネルギーの開発や地球環境保全技術の研究開発など、環境・エネルギー分野での事業拡大が期待されます。
- 電子分野の成長：旭化成は、半導体製造装置や電子部品などの電子材料分野でも高い技術力を持っています。今後は、AIやIoTなどの分野の発展に伴い、電子材料分野での需要が拡大することが期待されます。
- 医薬品分野の拡大：医薬品分野でも事業を展開しています。近年、がん治療分野において、創薬技術の開発や製造技術の強化など、積極的に投資を行っています。今後は、がん治療分野を中心に、医療技術の開発・販売を積極的に進めていくことが予想されます。
- グローバル展開の強化：世界各地に拠点を持ち、グローバルな事業展開を進めています。今後も、海外市場での事業拡大や新規市場への進出など、グローバル展開を強化することが期待されます。
売上高の海外比率は半数以上です。
良い点
- グローバルな鉄鋼メーカーであり、国内外の市場で幅広い製品を供給している。
- 高い技術力を持ち、高付加価値製品の開発や生産に競争力を持つ。
- 国内外の市場での強いポジションを持ち、需要のある産業に対して鋼材を供給している。
- 近年の収益力の改善が見られ、株主への利益還元も期待される。
- ESG（環境・社会・ガバナンス）に対する取り組みを強化しており、持続可能な経営を目指している。
「高い技術力」はとても重要ですね。
株の購入について
近年株価は下落トレンドですが、旭化成は「化学」「マテリアル」を中心に、「ヘルスケア」「住宅」などにも事業展開をしており、それはコロナ禍以前からです。コロナ禍がおさまるのがいつになるのか分かりませんが、大きく伸びる可能性はあると思います。旭化成を少し購入しようと思います。
